資本主義の先

最近の世界情勢と来たら、田中宇先生の推測の通りに動いている。
これらの事は1年以上も前から予測されていた事が、そのままそうなっているに過ぎない、って所が凄い。
http://tanakanews.com/081021bank.htm
しかし今回の出だしと来たら、
 最近ヘラルド・トリビューン紙のサイトに、ドイツ人は金融危機に対して冷静に対応していると分析する記事が出た。その中で目を引いたのが、ベルリン在住の筆者の知人で、かつて東ドイツ共産党員だった80歳代の女性が、昨今の米国の金融危機について語った、以下のくだりである。


「(米金融危機は)驚くようなことではないわ。独占資本主義から、国家独占資本主義に移行する際、大きな危機が発生するのは当然よ。これは、あなたたちのシステム(資本主義)の、最後の段階なの。(東独の)共産主義政権時代には、このことは、子供たちが学校で教わる(基礎的な)ことだったわ」(関連記事)



だとさ。いよいよ今度はマルクス先生の予見した世界が、やって来るのか?
マルクス先生の描く世界というもの、資本主義はあくまで過程なのだ。過渡期なのだ。
いよいよその先というものが、現実に見え出した。
今、世界が動き出している。

ALF

10月より月曜日19:00にアルフが再放送してるらしい。本日たまたま見た。
いやあやっぱり面白い。これはハマりそうである。
アルフのフォルムとか動きとか、ツボな感じ。
あと基本的に古臭く80s臭漂う感じが、癒される。
あと名前もいいよな、「ALF」っていうアルファベット3文字で「アルフ」って感じ。



ところで所ジョージ吹替えによる日本語ヴァージョンのDVDは発売されていないらしい。
実に残念である。

Rondo' Veneziano

なんなんだろうこのセンスは・・・
バロックmeetsSF。実に音のイメージそのままな所がすごい。
かなりの面白アニメーション。



Rondo' Venezianoについてはこちら↓を。
http://terrysmusicallife.blogspot.com/2008/08/rondo-veneziano-rondo-veneziano.html

キャプテン翼2


久しぶりに見たこのOP。鳥肌が立った。
音楽とか、尺とか、絶妙だよこれは。
キャプテン翼2は実に名作だね。思い返して見ても、ファミコンにおいて、一番盛り上がった時だったな。
発売と同時に手に入れて、そのままずっとのめりこんだものだった。今だってのめりこめる。

さよなら王監督

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時事通信



かつて巨人の打撃コーチを務め、王監督の選手時代に「一本足打法」を指導した荒川博さんが、勇退する“まな弟子”にねぎらいの言葉をかけた。「大きな病気もしてたし、ちょうどいい時期なんじゃないかな。ご苦労さん、と言いたいよ」


2人の出会いは1954年にさかのぼる。荒川さんが散歩中、偶然目に飛び込んだのが、試合に出ている当時14歳の王少年だった。堂々たる体格に「最初は高校2年生かと思ったよ」。62年、巨人のコーチになった荒川さんは入団4年目で伸び悩んでいた王と一本足打法に取り組む。荒川邸で畳がすり切れるほど壮絶な素振り練習。集中力を研ぎ澄ますため、真剣を用いた特訓も行われた。


謙虚で無欲な性格を変えるため「3冠王を取ろう」「ベーブ・ルースを抜こう」と暗示をかけた。当時、王の月給は25万円。「オレの家に1日来たら、10万円貯金したと思っていいよ」とも言った。「彼に大きな夢を持たせたかったから、初めはホラばかり吹いた。(周囲からは)バカにされたけど、やってみれば『ホラ見ろ』ってね。ホラは決してうそじゃない。大きな夢なんだよ」師匠の情熱が、世界の大打者へと導いた。
(スポーツ報知)


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時事通信



「張り合いがなくなる。そうだなあ。ONに支えられてきたからなあ。時代の終わりを感じた」巨人の王・長嶋のスーパースターコンビをライバル視してきた。「長嶋や王が大輪の花咲くヒマワリなら、俺は陰に咲く月見草」という言葉はあまりにも有名だ。現役時代からヤクルト、阪神監督時代、そして楽天に至るまで、常に発奮材料だった。そう思って戦い続けてきたからこそ、胸にポッカリと穴があいたようだった。


 「現役時代は『こんちくしょう』と思ってやってきた。向こうはエリート、こっちは貧乏人だから…」いわば心の支えでもあった2人が、第一線を退いた。2001年10月1日、阪神監督として迎えた巨人戦は、長嶋監督が指揮した最後の試合だった。そしてこの日、ノムさんは「N」だけでなく、「O」の去り際も見送ることになった。「何かの因縁だな。俺にはONが常につきまとう」離れられない運命に苦笑いした。
(スポーツ報知)


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時事通信

ゲーム

最近ゲームに興味がある。ゲームといっても、物凄くシンプルなレトロゲームであるが。
シンプルかつ中毒性の強い、その形態、フォルムに興味がある。
何をどうする事が、面白いという事なのか、という。


まず「テトリス」。こいつは文句なしに面白い。上回るものはあるまい。究極のフォルムであると思う。
昔キーホルダーのようなテトリンミニみたいなのもあったが、これですら面白いという辺りに、その究極さが証明されている。
そういう、面白さについて考えている。


電子ゲームにはまった時もあった。これもそういう、シンプルかつ究極のフォルムの探求である。
しかしまあ本当に紙一重だ。ここまでシンプルなゲームは、ただ面倒臭いだけという場合の方が多い。
「バーミン」なんかはなかなかハマれる。二刀流という辺りが面白さの秘密であろう。
正面はアウトという所が、ミスを誘うあたりが、なんとも素晴らしい。


ファミコンでは、1987年に突如として発表された、HAL研究所のOLDゲームシリーズ、
「ジャウスト」、「ミリピード」なんかが面白い。
「ジャウスト」はバルーンファイトの原型であり、より高い方が勝ちというシンプルさと、浮遊感が良い。
ミリピードは1画面シューティングという所がまず素晴らしいが、DDTの存在がゲームを盛り上げる。
あと厳密でない所が良い。インベーダー系だと、ある程度の厳密さが求められるのだが、これに関しては、いいかげんで良いのだ。


あとスポーツ系では「ファミスタ」。野球というスポーツ自体が一つの究極形なのだが、
その面白さをゲームというフォルムに見事に落とし込んでいると思う。
タイミングとバットにあたった位置で打球が判断されるというシステムには、シンプルさと深さが共存している。


とりあえず「面白さ」というものについてまとめてみる。シンプルで気軽にプレイ出来て、難易度は高からず低からず*1
厳密さが要求されず自由度があり、やりこめる深さがあり、やりこむ程上達し、爽快感がある。といった所であろうか。
そういったゲームを、コレクションして、遊んで楽しんでいきたい。
そこには何か根源的な、本質的なものがあるはず。




あとは惜しいものをとりあえずメモ。
「ぺんぎんくんWARS」なんかは、システムに可能性がある。
ボール投げ合うのみで、ぶつけると失神させられるという。いかにも面白シンプルな感じに満ちている。
しかしまあ、作りがいまひとつな所が惜しい。


ファミコン任天堂「テニス」。これもシンプルイズベスト。
しかし単調になりやすいところが惜しい。


ディスクシステム任天堂スポーツ系には結構面白いものが多い。
「スマッシュピンポン」。これもテニスと同じ。シンプルで熱くなれるが、単調になりやすい。
「バレーボール」これも熱くなれるが、ちょっと熟練が必要な所がある。
「アイスホッケー」。細い選手、普通の選手、太い選手、強いシュート、弱いシュート、
その辺りの選択の自由度が、プレイにおける自由度も生む。
しかしアイシングというよく解らない反則みたいなので何度もプレイを中断させられるのがイライラする。


マッピー」はナムコミュージアムなんかのアーケード版よりもファミコン版がバランス良く遊びやすい。
しかしいかんせん、たしか10面をこえたあたりからが難しくて困る。
ナムコでいうと「ディグダグ」なんかは、好きな人は好きなんだろうけど、自分はあまり好きではない。


対戦が面白いのは「マリオブラザーズ」「バルーンファイト」「ドンキーコングJrの算数遊び」。
対戦はやっぱり任天堂が強いイメージだ。

*1:個人的には、難しくないという所がとても重要、難易度が高くても、その壁を越える気がおきない。