資本主義の先

最近の世界情勢と来たら、田中宇先生の推測の通りに動いている。
これらの事は1年以上も前から予測されていた事が、そのままそうなっているに過ぎない、って所が凄い。
http://tanakanews.com/081021bank.htm
しかし今回の出だしと来たら、
 最近ヘラルド・トリビューン紙のサイトに、ドイツ人は金融危機に対して冷静に対応していると分析する記事が出た。その中で目を引いたのが、ベルリン在住の筆者の知人で、かつて東ドイツ共産党員だった80歳代の女性が、昨今の米国の金融危機について語った、以下のくだりである。


「(米金融危機は)驚くようなことではないわ。独占資本主義から、国家独占資本主義に移行する際、大きな危機が発生するのは当然よ。これは、あなたたちのシステム(資本主義)の、最後の段階なの。(東独の)共産主義政権時代には、このことは、子供たちが学校で教わる(基礎的な)ことだったわ」(関連記事)



だとさ。いよいよ今度はマルクス先生の予見した世界が、やって来るのか?
マルクス先生の描く世界というもの、資本主義はあくまで過程なのだ。過渡期なのだ。
いよいよその先というものが、現実に見え出した。
今、世界が動き出している。