VSTインスツルメンツその1 「Cantabile Lite 1.2」

最初はエフェクトでWAVEファイル加工のみしてればいいやって思ってたんだけど、
そのWAVEファイルすら、PCで作れるなあ、と。
VSTって発音が遅れて、とてもじゃないが自分の600MhzのCPUのノートPCで遊んでる分には、
実用ではないというイメージがあったんだけど、
昔に比べていいソフトが出てくるようになったのか、
ネタ作成くらいであれば、十分実用になるようになってた。
しかも全部フリーで出来るって所が、素晴らしいじゃないか、という事でメモ。


VSTを使うには、VSTの入れ物的なソフトが必要である。
で、Cantabile Lite 1.2というソフト。
http://www.cantabilesoftware.com/


このソフトが出た事が何と言うか転換点だと思う。
こういう軽くて使いやすいソフトのおかげで、
こんなノートPCでも音を出して遊べるようになったというか。
昔はこういう使えるのが無かったのだよ。
cantabile


まずは何も考えずにVSTを読み込み、鍵盤を押せば音が出る。
この簡単さがいい。
そして特にいいのが、鍵盤の上の辺りにあるボタンを押すと、
PCのキーボードが鍵盤と化し、VSTのツマミをいじっても、鍵盤は鍵盤という。
こういうのってよく、鍵盤押している間は鍵盤ウインドウがアクティブで、
ツマミいじると鍵盤ウインドウが非アクティブになるっていうイライラがあるもんだけど、
そこを見事に克服しているという、痒い所にての届く作り。


そしてWAVEファイルへの書き出しや、MIDIインプットデバイスの設定、
MIDIチャンネルの設定や、MIDIファイルの読み込み、
そういった事がちょっといじればすぐにやり方がわかって、出来る様になるという操作性の良さ。
そういう事、非常に重要。


ただフリー版ではちょっと非力な所もあって
一度に使えるVSTは1チャンネルにつき2台で2チャンネル分の計4台という所。
これは、少ないと言えば少ない。
だが、音ネタ作成には十分っちゃあ十分である。
制限されている分、動作も精神も安定するってもんである。
眠くなっても、ワケわかんなくならないぞと。


さて次回はVSTインストを紹介します。