iPodの直し方(検索用:iPod 故障 起動しない)

 年末に田舎に帰ってまして、帰りのバスで聴く用にiPodを充電しようとしたら、なんと、画面真っ白でウンともスンとも言わない状態になっていました。おいおいどうしたんだよ、とサディスティックにボタンを押しまくっていますと、しばらくしてアップルマークが出るようになりました。が、しかし、その後起動せずに、フォルダにびっくりマークのアイコンが出て、再びアップルマーク、びっくりアイコン、アップルマーク、びっくりアイコン、アップルマーク・・・・・の無限ループ状態に陥りました。この状態、実は以前にも経験しました。そして検索かけてみますと、結構似たような症状の報告があります。すなわちiPod特有のガンのようです。駄目ですね、iPodならびにアップルコンピュータ


 でもまあこの症状、なんとかはなるんで、それ差し引いたらiPod、意外と頑丈なものかもしれません(よく電車で座席から床に落っことすが、何事も無かったかのように再生し続けている辺り)ので、本当に再起不能になるまで、アップルが駄目かどうかの結論は保留しておきます。では直し方です。ちなみに根拠に基づいたものではありません。アバウトです。


 まず第一に、サディスティックにいじり倒す。真ん中のボタン+カーソル上長押しでリセット、真ん中のボタン+カーソル左長押しでなんやらよくわからない原始的な設定モード(WindowsにおけるDOSみたいな)を呼び出して、RESETの項目を選んでRESETを繰り返す。
 ちなみにびっくりアイコン、アップルマーク、びっくりアイコン、アップルマーク・・・・・の無限ループになった際は、電源落とそうとしても落とせないので、このモードでSLEEPの項目を選んで電源を切ります。電池が切れるまでほったらかしている人も多いと思いますが、これは便利ですよ。


 さてこの自力サディスティックをやっても駄目だったら、PCの力を借ります。もちろん根拠などありません。が、とにかく繋いでみて下さい。まず認識されないと思います。自分の場合は、接続を解除しないで下さいという表示と共にいつもは点滅するアイコンが、点滅されずに出っぱなしという状態になり、動かなくなりました。しょうがないから抜きました。それを何度か繰り返しました。第一段階の自力サディスティックに対して、この第二段階を接続サディスティックとでも名付けましょうか。これをやっていたら、iPodのハードディスクが動く音がしました。とは言えスムーズな動きの音では無く、動こうとして動けない、マゾヒスティックな動作音です。


 この状態になったら、とりあえず瀕死ではあるけれども生き返った状態、ドラクエで言うと教会で生き返らせてHPが1の状態、って感じです。まずiPodに耳をあててマゾヒスティックな動作音を聴きながらじっくり待ちましょう。音に変化が無ければ、再び自力サディスティックを行います。第一段階との違いは、ここからはとにかくiPodに耳を当てて、交信しながら行いましょうといいう事です。そして、自力サディスティックは行うのですが、気持ちやさしく、傷ついた小動物を扱うように行うという事です。


 繰り返す内に、なんとか立ち上がる場合があるはずです。しかし内容がまったく読み出されずにカラッポの状態で立ち上がる時があります。以前初めてこの状態を経験した時は、データ全部消えた!と非常に嘆いたものです。しかし大丈夫。読み出せないだけで消えてはいません。


 ここから先はもうじっくり。立ち上がったり立ち上がらなかったりするのですが、次第に立ち上がる頻度の方が増してきます。立ち上がらない時は一発ひっぱたいてやれば、立ち上がったりもします。それはもう育ち盛りの子を教育するように、アメとムチを使い分けて下さい。そしてその内に、次第に直ってきます。


 ちなみにここまで書いた全工程の時間の目安は一週間くらいです。時間はかかりますので、じっくりと取り組みましょう。