エレクトロ

本日の一枚

Street Jams: Electric Funk 4

Street Jams: Electric Funk 4

はまぞうでこんなの出ないよねえなんて思って期待ゼロで入力したら、出ましたよ!しかもAMAZONにあるの?欲しくなるじゃないかよ。持ってるのはvol.4だけだから、別のvolを。いや凄いやはまぞう

それならば何でも紹介できる!という事で、本日の一枚という事で、本日のポータブルCDプレイヤー内のCDなぞこれから挙げていきたいと思う。
さてこのCDについて説明をすると、「エレクトリックファンク」もしくは「エレクトロ」と呼ばれる音楽ジャンルがありまして、そのコンピレーションCDです。僕はこれを秋田で100円で買いました(自慢)。
「エレクトリックファンク」もしくは「エレクトロ」とはなんぞや?と言いますと要は「黒人が電子楽器」という事です。時代は1982年〜1986年辺りでしょうか。音はたまらなくチープかつパワフルで、それは「黒人」という言葉の力強く躍動感溢れるイメージと、「電子楽器」という言葉のチープで機械的なイメージの融合といった趣であり、一見相反しそうな組み合わせで成り立っています。しかし相反して成り立つものとは大概素晴らしいもので、このエレクトロムーブメントは現在の音楽界にも多大な影響を与えております。
またエレクトロは同時にヒップホップの最初期の音楽形態でもありました。ヒップホップとテクノは当然違う音楽ジャンルですが、驚く無かれ、当時はヒップホップがテクノでした。
自分の適当な解釈ではエレクトロからヒップホップ、ハウス、デトロイトテクノと枝別れしていったと思っております。歴史とかは知らないのですが、エレクトロを聞いているとヒップホップもハウスもテクノも全部エレクトロの中に聞きとる事が出来るわけです。
すなわちエレクトロこそクラブミュージックの文脈において最重要な音楽形態だと自分は考えておるわけです。まあ、知らないんですけどね。聞いてる分にはそうだという事で。
しかしその割には実にマイナー感であるという事は一体どういうわけなのだろうか。