紅白

紅白の視聴率がワースト2位で紅白離れがどうとか言ってるけど、紅白を責めてるみたいな言い方だ。
紅白は、ちょっと前までは確かに責められて当然と言える所も多々あったけど、
今回責められるべきは紅組の中居司会という人選だけでいいんじゃないか。


今の紅白は昔と違って演歌勢がダラダラ続くという事も無く、老若男女をシャッフルし、飽きずに見ていられる構成になっている。
また演歌勢の絶対数も減ったのであろう。数えてないから解らないが、たぶんそうだ。
そして様々な歌手が新しい曲や古い曲をこだわりなく歌う。
これこそ音楽番組の中で最も豪華な番組という看板にふさわしいそのものの内容である。
他の歌謡祭とかに出まくっていたET-KINGとかSEAMOとかRSPとかそういうウザイ奴らを出さない所とかもいい。
音楽的にはまるでゴミのような連中である。
そう、判断基準は主にその音楽性なのではないだろうか?
だったらAKB48とか中川翔子とかのアイドル音楽はどうなるんだ?とか言われそうだが、アイドル歌謡こそ日本近代ポップスの原点である。
それが今は勢いが無いだけである。すなわち演歌と全く一緒である。必要なんだよ、っていう。


その辺りをきちんと踏まえている紅白は、視聴率なんか気にすんな、である。みたい奴だけ見ればいい。
SMAPの弾丸ファイターが歌手別最高視聴率とか言ってる時点で、視聴率など全く気にする必要のないものだという事が逆に明確化している。だから紅組司会が中居って所が今年はとにかく残念だった。司会効果としては明らかに視聴率を下げているであろう事は明確化しないところがなんとももどかしい。紅白離れなんじゃなくて、中居離れなんじゃないの?っていう。華が欲しいよね。仲間由紀恵とかだと駄目だよ、華が無いから。欲しいのは意外性、上品さ、華。そう考えると、もういっそ叶姉妹なんてどうでしょうかNHKさん?