日本人に生まれて

http://tanakanews.com/g0912japan.htm
僕が購読している世界のニュースについてのメールマガジンがあるのですが、
今週の内容は大変興味深いものでした。
内容を要約すると、


つまり日本がこんにちまで平和でいられた理由というのは、アメリカの庇護の元であり、しかし最近アメリカが弱体化してきている、と。そこで日本はどうするのか?核武装しますか?でもそれはいまいちであり、それより外交努力して皆と仲良くしておくべき、という話です。


つまりこれをビーバップハイスクールで例えますと、
日本はまあ、ノブオといった所でしょうか。
ノブオはトオルというバックの存在のおかげで、街を大した武器も持たずにうろつけます。
しかしトオルが最近シャバい、との噂が街に広がって来ました。
ノブオから見てもやはり最近のトオルはシャバく見えます。
ノブオはなんとなく今までの様に大した武器も持たずにうろついていていいのか、不安になってきます。
今までナメてた城東の奴らでさえ、なんだか自分を狙っているような気がしてきます。
さてどうしましょう?


と、今の日本の立場は極端に言えばこういったもんです。


なんとなく、ノブオは武器を持たない方がいいような気がしますよね。
武器持った所で、しょせん弱いわけですし、戦うという気など持たない方が良さそうです。


なので、ここはやはり弱い者は弱い者らしく、トオルの奮起を促したり、
仲間や敵との関係を良くしようと心がけ、ヤバい所には近づかない、というのが何よりという気がします。
そんなのカッコ悪い、とか言ってられませんよ。そもそも弱いわけですから。
だからと言って、強くなろう、武器を持とう、なんつったって、所詮もやしっ子です。


漫画「加治隆介の議」が好きなのですが、この中で何度も言われている通り、
平和というものはただ当たり前にあるものでは無いわけです。
舎弟はカッコ悪い、とか言ってはいられないわけです。


しかしそもそも危険がいっぱいの不良少年で居たくないわけで、
そんな世界とは無縁で、勉強や恋愛やスポーツで青春を謳歌出来れば良いわけなのですが、
どうやら世界というものは結局不良少年の世界のようなもので、
その中でどうするかという事しか無いというわけです。


北欧諸国のような佇まいは、とりあえずの理想に見えます。
関わらず、逆らわず、己を持ち、己に生きる。そんな感じ。
ただそうあられる為には、歴史や、地理的な要素が関わって来るわけですが、
しかし、目指せないものなのでしょうか?
僕はそれについて考えていきたいと思います。


みなさんも日本について考えてみましょう。
(国語の教科書の文末調に)