今日の一本

 さてファミコンはとうの昔に終わっております。なのであらゆるゲームソフトを並列に振り返り評価する事が容易です。で、今やっても面白いゲームって何?って、R-25世代に国民アンケートをとりたい気分ですよ。忘れてるのも多いし、一人でやっても全然面白く無いけど対戦すると結構面白いとか、隠れた名作、隠れたジョイフル、そして未体験のカタルシスがあるんではなかろうかと。
 で、とりあえず自分が面白いと思うものを随時紹介して行こうかなと思います。今日の一本、と。で今盛んにやってるのが「バレーボール」。任天堂ディスクシステムの名作です。はっきり言って自分はまだまだ初心者なのですが、これの上級者となると相当行く所まで行ってるのではないか?と思わせるような、底知れぬ深さを感じるゲームなのです。なんかサーブに偶然回転かけてしまったり、アタックのタイミングがズレて山なりで相手のコートの中央にポトンと落ちて点が入ったり、タイミングがあった強烈なアタックは、一瞬で画面の外にフレームアウトしたり、なんというか偶然に多彩な技が出るので、これを使いこなしたら・・・?というわけです。しかもそれで上級者同士が対戦プレイしたら?そこには初期ゲームならではの単純かつ奥深い、他では決して味わえないジョイフルがあるはずです。
 その辺の単純で奥深いジョイフルこそが自分がファミコンに求めるものです。イッツアコンピューターゲーム!という感じこそが。