Personal Web Server

 家にあるパソコンはWindowsノートが2台とImacが一台。でルータを介して全部でネットが繋がるようにしている。で、今までWin2台のネットワークを繋げたりなんだりしたわけで、その後にMacを使っていると当然思うのは、Winに繋げた外付けハードディスクのデータなどをそのままMacに持って来る方法ってないの?という事だ。
 で調べた。するとソフトを使うのならばPCMACLANとか使えば良いらしい。会社で使ってるやつだ。でも当然導入費がかかる。出来れば無料でやりたい、と。そしてなお調べたら、PersonalWebServerというものを使えば、あくまでお互い「持って来る」という形に限定はされるもの、WinとMacの間でメディアなど介せずデータ受け取りが可能らしいと。別にそれが出来ればいいやという事でやってみたら意外と簡単に出来たので、その顛末をメモの意味も込め記しておきます。


まずMacからWinのデータにアクセスしたいわけで、その為にはWin機でPersonalWebServerをDLしインストールます。
http://download.jp.microsoft.com/win95/modules/common/japwssetup.exe
でインストールするとコントロールパネルに入るので(もしくは右下のタスクバーのアイコンダブルクリック)、立ち上げるとWebで立ち上がり、そこで各種設定します。これは適当にいじっても簡単です。まあここでやる事と言えば要は共有するフォルダを選択するという事です。
 でMacからこの設定したフォルダにアクセスするには、MacWebブラウザを立ち上げて、URLを
http://Win機のIPアドレス/ディレクトリ(要は共有設定したフォルダの位置)
で入力してやればOKです。


さて自分の場合ここで問題になったのが、Win機では「IPアドレスを自動で取得」にしてWEBを繋いでいたので、IPアドレスがわからないという事でした。じゃあネットワークはどうしたんだよと聞かれそうですが、その際は一旦手動で適当に設定し、ネットワークをまず確立し、するとやはりWEBに繋がらなくなったので、その後に「IPアドレスを自動で取得」を選び直すとあら不思議、ネットワークはそのままでWEBにも繋がったのでした。しかし今回はそんな手法も効かなく、さてどうしようと思って調べたところ、
スタートメニュー→ファイル名を指定して実行で、winipcfgと入力
してやればよいらしいと。やってみたところ、IP設定というウインドウが開き、使用しているLANアダプタを選ぶとIPアドレスが表示された。素晴らしい!そしてとうとうこれでMacからWin機の各ディレクトリにWebを介してアクセスする事が出来ました。
 では逆にWinにMacのファイルを持って来るにはどうするかというと、Macの場合PersonalWebServerのようなアプリは必要でなく、標準でそういう機能があります。設定は・・・家に帰って本を見ないと今ここでは何ともなのですが、やった感想としては簡単でした。で設定ののちWinでWebブラウザにて、MacからWinの場合と同じく、
http://Mac機のIPアドレス
を入力してやると、WinからMacで共有設定されたフォルダにアクセス出来ます。


 しかしうちではかなり前からWinとMac2台あって、ルータで繋いで2台ともネットが出来るようにしていたのに、ずっとスマートメディア介してファイルのやりとりをしていた。なんでそこに疑問を持たなかったのかが悔やまれる。ネットワークの発想自体が無かったのだろう。そんな経緯もあり、この(半)共有設定は非常〜に便利で感動している次第。