小沢健二

本日ブック・オフに行ったらロッキングオンジャパンの1994年4月号が売ってた。
これは小沢健二の2万字インタビューが載っているのだが、何故か今まで読んだ事が無かったし、
こういう号があったって事すら知らなかった。
でまあ、読んだら、驚いたというか。


とにかく驚いたのは小沢健二が実にフランクな人間だったという事実。
小山田の事も「おやまっちゃん」とか言ってたり、
「高校時代の僕と小山田の関係は極めて美しかったよ」とか言ってたりするってのは、かなり意外だった。
当時25歳くらいにしてすでに完璧なまでに振り返ってるというか。
普通はそれくらいの歳だと、青春時代の事ってのはちょっとおいときたいというか、敬遠したがるものですよ普通は。
それをしきりに美しいと言い放つ感覚ってのは、ちょっとさすがというか、この人は凄いと思った。
老成してる。
ozawa


で、ここまでが普通人としての感覚で一つの区切りがついているのではないか?と。
この後小沢健二はプロフィールからファーストアルバムを削除したり、
フリッパーズという言葉に関してメディアでの使用を禁止だかなんだかの言葉狩りを行ったりなど、
ちょっと狂気の色合いを帯びてくる感じがあって、
僕の中では今まではそのイメージだったわけです。
だからすごい意外に思ったというか、とにかくこのインタビューってのは、非常に貴重なものだと思う。


あと面白かったのは小山田が小沢から見たら「強烈な上昇志向の持ち主」だったという事。
「雑誌の何とかの撮影があると聞いたら早起きして出かけて行くしさ」だとか、
藤原ヒロシの研究とかをしたり・・・」ってのはちょっといい話。
セツモードセミナー入ってすぐ辞めるって部分で藤原ヒロシと小山田は共通してるのだが、
それってのも藤原ヒロシの影響か?みたいな。
ちなみに何日か前の藤原ヒロシブログで「流石は小山田君、凄くセンスあるんですね、、。」とか言ってたな。
http://blog.honeyee.com/hf/archives/2008/02/23/index.html
まあ関係無いけど、たまたま、何かつながったという事で。


あと今にして思えば昨日もしくは一昨日くらいにyoutubeフリッパーズの昔のテレビ番組っつって、
見てたよそう言えば、フランク小沢を。



そしてまたカラオケでたっぷりとフリッパーズを歌って来た後ブックオフ行っての事だったし。
うーん、予定されていたか?今日のこの発見は。なんだかそういう重なる時ってある。