堀井雄二

 「いただきストリートDS」って、キャラクターがマリオのキャラクターと、ドラクエのキャラクターになっている。実際ゲーム自体も、堀井雄二が産み出したいただきストリートっていうゲームの秀逸なシステムに加えて、任天堂ゲームにおける細かいくすぐりっていうか、こちらを楽しませる要素との合体技って感じで、それはもう堀井雄二任天堂のタッグって感じで、これはまあ僕なんかのファミコン世代にとっては、二大巨頭の夢の共演なわけだ。

いただきストリートDS

いただきストリートDS



PSPのいたストがスクウェアエニックスでFFシリーズのキャラとドラクエのキャラが・・・つっても、まあ僕は魅力を感じないね。そもそもスクウェアエニックスってなんだよ??っていうね。全然違うわけだからね。どういう経緯でそうなったかってのは、まあ全く知らないわけなんだけれども。


で、このいたストDS最初プレイした時は、まあ実に面白いなあって思ってただけなんだけど、後から考えたら、そりゃあそうだよっていう、意味に気付いて、大いに納得したし、感動すらした次第。昔話を思い出したりしてね。


マリオに関してはもう1985年、幼稚園児の時期、その頃家にはファミコンなど無く、これをやりたいが為に冬に雪の中を遠い友人の家まで何度も遊びに行った記憶がある。家でもやりたくて仕方なかったのでしょう、子供の頃の落書き帳なんかを見たりすると、マリオの絵とかばっかり描いてあった。麻薬的。しかし思い出すに、コイン取る音一つとってみても、麻薬的な魅力ってものが確かにあった。


ドラクエに関しては、小学2年の頃、ドラクエⅡを友人が僕の家に持ってきてひたすらやってて、一体なんなんだこのゲームは?って思ってて、まあその後どういう気持ちになったかってのは覚えてないんだけど、その友人の家にこのゲームを借りに行って、そいつ居なかったからそいつのお母さんが持ってきてくれて無理矢理借りてって家でやってサマルトリアの王子を仲間にしたあたりで、その友人が怒って取り返しに来たっていう事実は覚えている。衝撃的だったんだろうね、多分。RPGなんてまったく見たことも聞いた事もなかった小学2年生の心を即座にわしづかめるか?って所で、堀井雄二って人はまあすごいな、って。


また同時期に「オホーツクに消ゆ」っていうファミコンのゲームを姉が買ってきて、これもまあ実にはまってた事も思い出した。これも堀井雄二で、小学2年生の心を即座にかつ長期にわたってわしづかんでいたっていう事をね、思い出したわけだ。


まあ子供だから、うらた老人が刑務所で語るくだりなんかは理解してなくて、大人になってからは忘れていて、一体どんな話だっけ??って思って検索して、ああそうだったのか!なんて思ったりしたのだけれども。とにかくこれは実に心に残るゲーム。後にも先にもこれを超えるアドベンチャーゲームってのは無いね。北海道って所がまたいいんだよこれは。旅情ってもんがあるよ。


またアドベンチャーゲームってのは音楽が非常に重要だと個人的には思ってて、このゲームの音楽は、はっきり言って最高。場面が変わって音楽が変わるところに、心躍るものが確かにあった。音楽ってのはつまり、心が踊るものなんだよ!という個人的主張。でオホーツクに消ゆのサントラ盤があるのは知ってて、1987年に出たっきりで、価格も思いっきり高騰してるってのは知ってたのだけれども、復刻してるとは知らなかった!という事で本日AMAZONで購入しました。
サウンドアドベンチャー オホーツクに消ゆ

サウンドアドベンチャー オホーツクに消ゆ



ちなみに最初見た時は2374円で、昨日見たら2499円になってて、あれ?って事でちょっと待ってみたわけなんだけれども、今日見たらまた2374円になってて、購入したっていう経緯が。なんなんだろう??時に気をつけるべきだねAMAZONには。