恐怖とは?

youtubeの醍醐味として、子供の頃に見ていまだに覚えているというおそらくトラウマな映像を見る事が出来る、という事があげられる。その一つがこれ。世にも奇妙な物語の「サブリミナル」という話。


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世にも奇妙な物語で唯一おぼえている話。かなりのトラウマ度合いなのだろう。1992年冬の特別編の放送らしい。中学1年生の時に一度きり見たものがずっと頭にあるというのは、大した事なのではないだろうか。それこそ、この話自体にサブリミナルでも埋め込まれてるのかも?


とにかく若かりし頃は「パラダイスガム」という言葉を思い出す度にイヤなもの思い出しちゃったよという気分になったものだった。話の内容なんかも今見てもやはり単にサブリミナルの話なのだが、何がそこまで恐怖感を煽るのだろうか。


今までの経験上においても、何度か似た感覚を覚えた事がある。
単純に言えば、表面と裏面、という問題である。表の顔は何の問題も無い、とりすましたものだが、その裏の顔は実は物凄く違法でアナーキーで非道な、というような。*1


感覚的な話をすると、例えば偉い人の顔写真に落書きをするような行為、そういう事がその世界の入り口のような気がする。


固定観念を大いに揺さぶられる感覚?


この話の恐怖感とはつまりはそういうものだろう。
「バイバイ65」というフレーズに対して、その種の恐怖感をビンビンに感じる。

*1:例「マルホランドドライブ」という映画で、現実ではやさしい老夫婦が、夢の中でニコニコしながら襲ってくるシーンとか、人間で言うとそういう感じ。別に人間だけに限らず、文書とか、街の風景とか、そういうのでも、大いにある。