環境学

 昨日駅前のCD屋で100円レンタルセールをやっていて、小沢健二のインストなNEWアルバムがあって、とうとう聴けました。小沢健二の一番の魅力はやはり人の心に染み入る歌詞なPOPソングだと思うけど、またもう一つの魅力としては、常に周りを驚かせ、また呆れさせる、新しいアートフォームを提示し続けて行くイノベーター(革新者)面でもあるわけです。このアルバムの素晴らしい点は、ただ純粋に音楽を鳴らしている、純音楽な点、と言えるんじゃないかと思う。つまりジャンルというものにとらわれず、形態に、楽器にとらわれず技術にとらわれず、売上にとらわれず、リスナーの反応にとらわれず、時代にとらわれず、すなわち何にもとらわれずに圧倒的に自由である点。とらわれたものはPOPに昇華していきたいし、とらわれないものは圧倒的に自由であってほしい。これぞ小沢健二という男ですよ。

Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学

Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学



 あと小沢健二の父、小沢俊男氏による雑誌「子どもと昔話」において連載している小説「うさぎ!」も必読。公式サイトがいつの間にやらEcorogyofEverydaylifeサイトになっていて、なんのテキストも無く、いきなり、雑誌「子どもと昔話」のスキャン画像が載せられていて、「うさぎ!」の第一回が読めます。なんだよ「子どもと昔話」買ったのに・・とも思いましたが。しかしまあ広めるべきでしょう。あまりにマイナーな媒体過ぎますからね「子どもと昔話」は。結構探さなきゃ見つからなかったし。
http://ecologyofeverydaylife.org/


 しかし、思うのですが、アメリカ在住で環境にうるさく、純音楽な天才がもう一人居ります。かぶってるんですよちょっと。アメリカに住んでると環境問題が切実に感じられ、アメリカは環境の国なのでしょうか。そういう事を考えると自分も含めてとりあえず日本人は環境問題についてもっと考えるべきですね。「うさぎ!」と、このブログを読んで。
http://blog.sitesakamoto.com/