電気用品安全法（PSE法)に対する署名

　最近にわかに話題になっているPSE法。これは何かって言うと、電気製品に安全確認マーク「PSEマーク」を付けて製造、販売を義務付けるもので、2006年4月以降からは「PSEマーク」の表示がない製品の販売は通常通りでは出来なくなる、というものです。


　これにより中古の電子楽器等は店頭での販売ってのは出来なくなります。よってこれがまともに執行されると、中古電子楽器市場が無くなってしまいます。


　しかし、そんな重要な法律が、執行される直前になって広く一般に知れ渡り、既に中古楽器の販売を終了した楽器屋などもあり、なんかおかしいですね。中古楽器市場をこころよく思わない存在の力を感じます。それにより大打撃を喰らう人々も多いはずなのですが、その割には抵抗力があまりに感じられないというか･････


　とりあえずJSPA（日本シンセサイザー・プログラマー協会）という所が(その存在を自分は知りませんでしたが)署名を募集しております。まだ署名してない方は是非とも署名をお願いします。ヴィンテージ機器は音楽芸術に必要不可欠なのです。
http://www.jspa.gr.jp/pse/


　そして、僕の意見。安全も危険も自己責任でいいじゃねえか、いちいち規制されるような事でもないし、それを執行して得られるメリットよりもデメリットの方がずっと大きいじゃないか、っていう話ですよ。ただメリットよりデメリットが大きいのはあくまで使用する側であって、売る側にとってのメリットとしては、新品の販売の活性化であり、そんな部分もあるはず。


　でもね、ものを大切にしましょうよ。やっぱり。