土曜の夜はマンガ喫茶に行った。という事でマンガ紹介。

 ジョージ秋山二宮金次郎の生涯を描く。面白くて為になる。こういうのをハイティーン諸君に読んでもらいたいものだ。ジョージ漫画に多用される「人道とは水車の如し、半分は水流に従い半分は水流に逆らって回る」や、「水にすんでる魚は水のかたまりである」、なんかの話がバンバン出てくる。後者はジョージのオリジナル語録かもしれないが、前者は二宮金次郎語録であった事が解った。人智礼義信の五道やなんか、感銘を受ける事柄多数。二宮本も読んで見なくてはなるまい。しかしこうして人はおっさんにどんどん近づいて行くのだろうか。
賭博堕天録カイジ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

賭博堕天録カイジ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 カイジの新シリーズ。今回のギャンブルは独自ルール麻雀。「天」、「アカギ」、「金と銀」、などでも描かれファンにはお馴染みの福本ワールドです。「カイジ」はこれからは余り気負わずにこういう感じで「金と銀」みたいな感じで続いて行ったらいいんじゃないかと思う。あれには福本ワールドが凝縮されていると思う。一気に読み進めずにはおられない緊迫感、そして時にダルダルの展開、長所短所含めて福本ワールドの基本形ではないかと思う。で「カイジ」がそんな感じになっていったらなと願うわけです。しかし「金と銀」はピザッツの廃刊と共に終わったのだろうか?だとしたら誠に残念な話ではないか。勝ち続けよう、灰になるまで・・・、って終わってねえよ!森田は一体?ですよ。
最強伝説黒沢 5 (ビッグコミックス)

最強伝説黒沢 5 (ビッグコミックス)

 一体このマンガは何処へ向かおうとしているのか?全く先の読めない混沌とした展開。アイドルの顔やヨン様の顔は誰が描いているのか?そしてその必要性は?そしてこれこそが本来の福本ワールドなのか?等々頭の中がちっちゃいクエスチョンマークで一杯になってしまうこの作品。基本的には勝負を描く以前の初期福本ワールドの現在形、という感じで描かれているであろうこの作品こそダラダラと限りなく続いて行って混沌をどんどん深めていってもらいたいものだ。 何故かエスパー魔美を読んだ。マンガ喫茶に行くと何となく80年代中〜後半のマンガが常に気になり、しかしその敷居の高さにしり込み、入門編として何となく、といった感じではなかろうかと分析する。ところでエスパー魔美のマンガくんコミックスというのは存在するのだろうか?まあ存在するに決まってるか。見た事無い。ちなみに「マンガくん」というのは雑誌名で、エスパー魔美はこれに連載されていたのですよ。適当リンクhttp://www.na.sakura.ne.jp/~time/manga/mangakun/mankunPg01.htm
位置づけ的には少年ビッグコミックという感じか?しかし世代的には全くジャストじゃない「マンガくん」の存在について知ったのは古本屋で尾瀬あきらの「初恋スキャンダル」が50円くらいで売っててそれ何冊かまとめて買って、それよく見たらサンデーコミックスじゃなくてmangakuncomicsとか書いてあって、なんだそりゃ?という事があって、であとで廃刊になった雑誌について紹介されてる本を買って、ああこれか!というわけです。そういや初恋スキャンダルもまだ読んでないから読まなくちゃな。無さそうだけど。
初恋スキャンダル 1 (少年ビッグコミックス)

初恋スキャンダル 1 (少年ビッグコミックス)