サンリオ、という刷り込み



 日本人が日常生活するにおいて、「サンリオ」から徹底して逃れるという事は不可能である。どうしても「サンリオ」から逃れたいと願えば、山にでもこもるしかない。いや、それでも、山水が流れてくる水場のかたわらにチョコンと、ギミーファイブやなんかのコップが置かれているかもしれない。電話を借りに行った商店で、ダイヤル式黒電話のわきに、色あせた、けろけろけろっぴのメモ帳が置かれているかもしれない。また、山ごもりを続ける内に悟りを開いて、言動や行動がみんなのたあ坊になるかもしれない。かように、つまりは日本人が「サンリオ」から逃れる事は、ほぼ不可能なのです!
 そして逃れられないものから逃れようとするとどうなりますか?勉強しかり、労働しかり、逃げていたら、人生がつまらなく、しおれていってしまいますよね。逃げていては駄目なんです。積極的に、前向きに、ポジティブに、「サンリオ」と向かい合おうじゃありませんか。
http://www.sanrio.co.jp/characters/characters_year.html


 まあ結局何が言いたいかと言うと、↑このサンリオのキャラクターの歴史紹介ページは非常に面白いよという事なのだが。何が面白いかって、この無意識下への刷り込まれ具合。うわ、あったあったこんなの!感満載。基本的にそれで笑ってしまうわけだが、ボ・ボクねずみ小僧だい!に至っては、笑いを通り越してもうあきれてしまった。本当に、心の底からの、深〜い、あったあったこんなの!!!!!!!!!!!!!